今年初めての雪の日


過ぎた事を連想させる出来事に出会う。


護ろうとして犠牲にしたものと、その自らの裏切りが齎した今と。

その「今」が、護ろうとした「もの」が何れ「それ」を被る怖れがあると考え、結果多くを犠牲にした。という円環の中で猜疑心に駆られている。

これ等が杞憂に終わる事を願いながら夜は過ぎ、灰皿に残る吸殻の山に、時間の経過を知らされる。




雪は光を反射し、音を吸収する。
雪の夜は、様々なものが、逆転している。



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私信

自分、らしく、ある、事。

それは曖昧で、自分1人ではわかりにくいこと、だと思う。

適度にすり合わせを行い、自らの考えを効率良く押し通す技術、も必要。

でも結局最後は、抑えつけている部分が、かえって仇となる。
無理だ、と感じる事を抑えて続けることは、抉らせると余計な疵を負うことになる。


でも、人と関わる事でしか、その「部分」は見えて来ない。

少しづつ、怖じ気づきながら、気楽に、探して下さい。